若杉公徳の連載がスタート。「プラネットウェイヴス」

ある日突然周りの人物の心の声が聞こえるようになったモテない高校生男子が主人公。

超能力者を管理している謎の組織の存在も匂わせているのだが、基本的にはコメディで、周りの人たちの心の声の内容が、いちいち下らなくて若杉公徳らしい。

最近の「デトロイト・メタル・シティ」の展開は攻めあぐねているので、たまには雰囲気の違うマンガを描くのもいいかも知れない。


福本伸行「賭博堕天録カイジ 和也編」が予想の斜め上を行く展開に。

和也（兵藤の息子）が突然「自分は作家になりたい」と言い出し、自著をカイジに差し出すのだが、その内容にカイジは圧倒され、そこからは和也の描いた小説の内容が延々と続いて、さらに次号まで引っ張る。

ヘタしたらこの小説の内容だけで1年ぐらいやってもおかしくないレベルなので、「和也編」とわざわざタイトルに付けた理由がなんとなく分かってきた。

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