巻頭カラー、三巷文「いましめは温かく…」
ロッカールームでオナニーしているところを写真に撮られてしまい、それをネタに強請られて犯される三つ編みメガネっ娘。
何度も犯されているうちに、お互いに関係を意識するようになってしまって、その気持ちを紛らわすためにまたエッチしてしまうという展開。
彩度を落としたカラーの塗り方が独特で、複雑な心境を持つ女の子の様々な表情の描き方がとてもうまく、ホットミルク初登場とは思えない達者さを感じる。
鬼ノ仁「個人授業のあとで」は、単行本「個人授業」の後日談。
エッチシーンの安定感はもちろん、保健室、自宅、風呂場での3回戦を1話に詰め込むサービス精神に頭が下がる。
ラストシーンで引きがあるので、おそらくあと数回はこのシリーズは続くと思われる
如月群真「好奇心が止まらない」
大金持ちのお嬢様に告白したらセフレとしてならOKをいう返事をもらい、さっそく性行為に励むという、いかにも如月群真らしい話の分かる展開。
座ってフェラをしている時の女の子の腰から尻にかけてのラインが特に素晴らしいといつも思うのだが、今回は後ろと横の両方からのカットがあってさらに良い。
月野定規「ご利用は計画的に…」
大家の息子の少年と、家賃を滞納しているお姉さんとの話。
お姉さんには彼氏がいるのだが、滞納している家賃の支払い代わりとして少年とエッチをして、そのテクニックに攻め落とされてしまうという、逆ネトラレ展開。
月野定規のエロマンガで、ギャルっぽい女の子が主役なのはあまり無いので貴重。
稍日向「放ったらかしバケーション」は夏休み中だけ来日する隣人の金髪ロリ少女とのエッチを描いている。
言葉の通じない少女との性行為というシチュエーションは、デフォルメした表情によって読者に感情を伝えることが可能なマンガならではの表現の一つ。
少女が太眉なのが地味に高ポイント。
甚六「えんこぉど!」
初めて援交をした女子高生が、相手のオヤジに騙されて無理やり中出しされるというベタな内容。
甚六の描く女性は、少しムチムチした柔らかそうな肉体が最大の魅力なので、髪の毛にツヤを入れないでベタ一色で塗ることで白い肌を際立たせるという作画テクニックはありかもしれない。
新装版「ブルマママ」を読んだところ、後半の一部の作品では髪にツヤを入れていなかったので、数年前から既に色々と試していたことが分かる。
次号は武田弘光が初登場予定。
舞FAVORITE (メガストアコミックスシリーズ No. 216) (2009/04/25) 如月群真 商品詳細を見る |
痴情の女 (メガストアコミックスシリーズ No. 211) (2009/03/25) 月野定規 商品詳細を見る |
思春期は発情期。 (メガストアコミックスシリーズ No. 157) (2008/02/19) 甚六 商品詳細を見る |