MUJIN (ムジン) 2009年 11月号
世徒ゆうきの新作が掲載されるのは久しぶり。
タイトルは「姫ちゃんと鳥」で、「ストリンジェンド」に収録されている「姫ちゃんとウナマヨ」の続編にあたる物語。
自分を虐めていたクラスメイトの神田が校舎から落ちて死ぬところを見てしまった主人公が、その犯人である女の子(この娘が姫ちゃんではない)を見つけてしまう。
誰にも言わない事を条件に、女の子は主人公に身体を差し出すのだが、性行為を重ねる内に、主人公はすっかり女の子の虜になってしまい、女の子の目論見どおりにジギリをかけようとする所までが前編。
世徒ゆうきの作品なので、当然お口を使ったプレイがメインだが、今回は特にキスシーンをねちっこく描いているのが印象的。
最初のキスをしながら手コキで発射させるシーンの他は全て口内射精で、顔にかかった精子の濃厚な表現などはさすがとしか言いようがない。
笹川はやし「放課後おっぱいクラブ」
巨乳の女の子ばかりの学校に通う主人公は、一緒に投稿する幼馴染の女の子がいるのだが、ある日「放課後おっぱいクラブ」と名乗る集団に拉致される。
どうやら生徒が巨乳ばかりなのはこの集団に秘密があるみたいで、巨乳ばかりのメンバーにおっぱいを使っていろいろと攻められてしまうのだが、最終的には幼馴染の女の子とのラブラブなエッチへと発展すると言った盛りだくさんな内容。
生徒も教師も巨乳ばかりで、そんな様々な女の子達に代わる代わる攻められるシーンが圧倒的で、大量のキャラクター達とのエッチを一気に展開させるスピード感が素晴らしい。
楓牙「きずあと」は後編。
ゲーセンで知り合った年下の男の子に興味を持ってしまった、会社ではバリバリのやり手である女性の物語。
栄転という名目の左遷による転勤が決まり、最後に自分の部屋に男の子を呼んでエッチすることになるのだが、まだ少しぎこちない雰囲気の二人の関係を丁寧に描いていて、純粋なラブストーリーとして良質な作品に仕上がっている。
赤月みゅうと「眠り姫」は後半。
幼馴染の男の子の気を引くために仮病で入院し続けている姉と、その看病をしている妹との三角関係を描いた作品。
寝ている姉をこっそり犯そうとしている所を妹にバレてしまい、男の子を取られまいと身体を差し出した妹とエッチしてしまう。
妹さんのツインテールがとても可愛らしく、控えめな胸や、まだ幼さが残る細っこい体つきがとても魅力的に描かれていて、新人とは思えない非常に高いレベルの作画を見せ付けてくれる。
重苦しい雰囲気のストーリーではあるが、フェラチオも本番もたっぷりとページを使っていて、全体的に実用度は高く、とにかく読み応えのある作品だった。
ストリンジェンド (MUJIN COMICS) (2002/10/04) 世徒 ゆうき 商品詳細を見る |
男の子女の子 (MUJIN COMICS) (2008/08/01) 楓牙 商品詳細を見る |