鶴田文学「好きにしていいよ?」
鶴田文学の初単行本で、コミックメガストア、メガストアHに掲載された作品を収録している。
基本的には女子高生モノが中心で、巨乳から貧乳までバランスよく作品が収められている。
ピンク映画館や銭湯、神社の境内など、シチュエーションとしては少し懐かしい雰囲気を感じさせる場所が舞台の作品が多いのが特徴で、どれも青春真っ盛りの男女による初々しいエッチを描いている。
作画に関しては、新人にしては上手いほうだが、天才的なエロマンガ家が何人かいるコミックメガストアの中では、その才能がかすんでしまうのが少し勿体無い。
特に性器の表現は秀逸で、結合部や膣内断面図などの生々しいエロさは文句なしで、実用度に関しては高めと言える。
女の子のマツゲが特徴的で、萌え絵の進化の過程で省略されるようになった上方向へ何本か跳ねているマツゲをばっちりと描いているのだが、どの作品も女の子の前髪が長いデザインになっているので、目の周りがなんだかゴチャゴチャしているのは少し気になる。
COMIC MEGA STORE (コミック メガストア) 2010年 01月号 [雑誌] (2009/11/17) 不明 商品詳細を見る |