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青木幹治「さよなら、おっぱい」

青木幹治「さよなら、おっぱい」
青木幹治「さよなら、おっぱい」

ばんがいちにて掲載された作品を収録した処女単行本。

20090811_sayonara01.jpg
←作者名よりも「膝おっぱい」と呼ばれているこの絵の方が有名だと思われるが、もちろんこのシーンがある作品も収録されているので、前後のストーリーを知りたい人はどうぞ。(ちなみにタイトルは「お姉ちゃんの手を取って」)

帯の「YES貧乳!! NOロリータ!!」のキャッチコピーどおりに「貧乳コンプレックス」をテーマにした作品が多く、おっぱいの小さい女の子を堪能出来る一冊となっている。

巨乳の女の子が出てくるエピソードも数点あるが、その場合は「巨乳コンプレックス」がテーマになるので、この辺のこだわりは作者のカラーとして今後も貫いて欲しい。

学園モノが中心で、ほぼ全て和姦。絵柄も特にクセは無く、ばんがいちの中でもど真ん中勝負のストレートなエロマンガとなっている。

20090811_sayonara02.jpg
巻頭カラー「熱狂Quiet」

同じクラスの無口な女の子にいきなり迫られてしまい動揺する主人公だが、関係を断ったら急に無視されるようになり、逆に気になって仕方なくなってしまった主人公は放課後女の子を呼び出すのだが、実はそれは彼女が仕組んだ罠で・・・と、若干ヤンデレっぽいストーカー女とのエッチを描いている。

20090811_sayonara03.jpg
後半に収録されている「節子さん」シリーズがとても良い。

黙っていれば美人なのだが、少し突飛な言動をする節子さんと、彼女と付き合っている主人公とのエピソードを描いた連作。

毎回節子さんが様々なコスチュームを身に着けて登場し、それに対して主人公が動揺するという導入なのだが、結局それは主人公にかまって欲しいだけの節子さんの不器用な愛情表現であって、そのいじらしさに萌えてしまう。

とにかく節子さんのキャラクターの可愛さに惚れてしまうのだが、縞パンに始まり、ブルマー、スク水(&ツインテ)、バニーガールと、様々なコスチュームでのプレイも充実していて、非常に完成度の高い作品となっている。

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