コミックメガストア 2010年 01月号
イノウエマキト「もっと! FrictionGirl!!」
先月号の続きで、相変わらず超美麗なカラーページに圧倒される。
今回は制服を着たまま一緒にお風呂に入って、そのままエッチという流れで、水に濡れて半透明になったシャツや下着の質感の表現が圧巻。
もちろん女の子の身体の表現も見事で、抱き心地の良さそうなJKならではのピチピチの肉体を完璧な形で描いている。
萌え絵として見ると、少し口が大きめに描かれているのが気になるが、この辺は好みだと思うので、おそらく今後のエロマンガ界にとって重要な人物の一人となるであろう新しい才能の今後の活躍に期待したい。
牧野坂シンイチ「ちぇんじ☆」
彼氏が浮気しているかどうかを心配している女の子が、双子の姉だという嘘をついて変装して会い、彼氏の反応を見るといった展開で、カラーページもあり。
ピンクの髪に大きなリボンを付けているということで、完全なアホキャラとして描かれているため、内容的にもおバカで明るいノリのエッチとなっている。
しらんたかし「視線」
電車の中でいつも出会う女子高生のパンチラを通勤中の楽しみにしているサラリーマンの話。
田舎の電車ならではの独特の雰囲気がしらんたかしの作風によくマッチしていて、公共の場であるはずの電車内を密室として二人きりのドラマをうまく作り上げている。
しらんたかしの描く女の子は、胸が大きめでもあばらの線を強調して描いたりと、骨格の部分にこだわりがあるのだが、最近は膝のラインも普通の作家では省略するような骨格のラインが描かれていたりするので、この辺も甘詰留太の雰囲気を感じさせる要因の一つなのかも。
みた森たつや「まんいんでんしゃ」
こっちも電車内でのエッチを描いた作品だが、タイトルどおり満員電車の中でのこそこそとしたエッチを描いている。
ヒロインもむっちりとしたメガネのお姉さんで、ぴちぴちのミニスカートやブラウスからはみ出しかけている太ももや胸の谷間が大変いやらしい。
いとうえい「隠し味は愛情です」
妹に作ってあげている食事やおやつにこっそり自分の精液を入れて、それを食する様子を隠し撮りしている変態なお兄さんの話で、そのビデオの存在を妹にバレてしまうところから始まる。
精食に対するフェチはAVの方では様々な形で表現されているが、エロ漫画では意外と少ないのは何故だろうか。
後半のエッチシーンもガッツリと描かれていて、実用度と特殊なフェチズムの両方を成立させている珍しい作品。
少女性徴期 (MUJIN COMICS) (2009/07/10) しらん たかし 商品詳細を見る |
PURE GIRL (メガストアコミックスシリーズ No. 237) (2009/11/19) 牧野坂シンイチ 商品詳細を見る |
その唇で囁いて (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (2009/12/01) いとうえい 商品詳細を見る |