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笹川ハヤシ「ずっと一緒に」

笹川ハヤシ「ずっと一緒に」
笹川ハヤシ「ずっと一緒に」

MUJINに掲載された作品をまとめた1冊。

作画のレベルは非常に高く、一般的な実用度に関しては業界トップレベルと言っても良いかもしれない。

巨乳の女子高生を相手にしたハーレムプレイが多いのが特徴で、陵辱要素はほぼゼロ。

一話あたりのページ数が多いので、きちんと物語を作りこんでいる作品が多く、エッチのシチュエーションも物語の設定をうまく利用したものが多い。

20091119_zuttoissyoni01.jpg
「淫乱ナデシコ列車」

留学生の男の子が、それとは知らずに女性占領車両に乗ってしまい、そこにいた女の子達に弄ばれてしまうと言った展開。

カラーページも美麗で、ロリキャラから女教師までさまざまな女性達に囲まれてのハーレムエッチを圧倒的な筆力で描いている。

ロリキャラが少しだけ登場するのは笹川ハヤシの作品では珍しいので貴重。

20091119_zuttoissyoni02.jpg
「淫乱ナデシコ学園祭」

その続きで、すっかり女子生徒の性欲処理係となってしまった留学生君が、学園祭の準備中に出会った女の子と不思議な縁を感じて放課後の教室で激しいエッチをする。

女の子の母親に対するコンプレックスをやたらと強く描いていたため、二人は実は特別な関係だったということがラストで明かされるのかと思いきや、普通にスルーだったことに逆に驚いた。

20091119_zuttoissyoni03.jpg
「蜜月」

担任の女教師と付き合っている高校生と、そのクラスに転校してきたツインテールの女の子との三角関係を描いた作品。

転校生の女の子は死神的な存在で、エッチをすることで精液と一緒に命や魂を吸い取るということなのだが、それを阻止しようとした女教師との3Pになり、結局は教師と生徒ということもあって中途半端な関係になっていた二人の関係が深まるといったオチ。

死神としてやって来たのに、結局はキューピット役になってしまうという、いかにもマンガ的な物語を、圧倒的な画力と練り込んだ構成によって、エロマンガとして完璧な形で作り上げた、笹川ハヤシのエロマンガ家としての才能を見せ付けられる作品。

20091119_zuttoissyoni04.jpg
「初恋」

同じ死神の女の子の物語で、彼女が病院で出会った余命わずかな男との関係を描いた作品。

死神と余命わずかな男、という関係性のドラマもありがちといえばありがちだが、ここでも笹川ハヤシのセンスが爆発していて、映画化してもいいぐらいの完成度の高いドラマに仕上がっている。

女の子がこっちの方が圧倒的に可愛くなっているのは、おそらく服装のせいで、決め手はカチューシャ。


その他の作品も、ラブラブなカップル達のちょっと変わったドラマをそれぞれ描いていて、どの作品もはずれ無しの1冊となっている。
最後の作品だけは少し古めなので毛色が違うが、この頃の濃い目のエロも悪くない。



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