連載作品の半分が料理漫画というのはどうかと思うが、きくち正太と柳沢きみおの二人はそれぞれ癖の有る料理論を普段から掲げているため、その思いをストレートにぶつけている作品が両方読めるという貴重な雑誌でもある。

あと、ラズウェル細木のマンガはもっと評価されてもいいと思う。


艶々「はだかのくすりゆび」が相変わらず良い。

母娘の別れのシーンがメインで、海辺で抱き合う姿を描くのはいいのだが、あれ全裸になる必要はあったのだろうか。

これまで積み重ねてきた二人のドラマがあるから、感動できるシーンだとは思うが、この辺のギリギリの感じも艶々の魅力の一つかも知れない。

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