第64回新人コミック大賞の入選作、門脇由「花と雪」が掲載。

将棋が異常に強い少年を主人公にその人生模様を描いた作品。

手堅い感じのストーリーではあるが、絵は松本大洋の影響を強く受けすぎていて少し萎える。

10年ぐらい前に比べればさすがに減ったが、それでも松本大洋タッチの絵柄で投稿してくる新人賞応募作品が今でも絶えないということは松本大洋が天才である事の証拠の一つだと思う。


藤子不二雄Ⓐ「まんが道 愛…しりそめし頃に…」

寺田ヒロオに誘われて草野球の試合に参加することになったトキワ荘メンバーだが、漫画家になっていなければプロ野球選手になっていただろうと言われているデラさんが投打共に大活躍という、完全にデラさんの独り舞台となったエピソード。

藤子Ⓐならではの変な擬音描写が絶好調過ぎて、野球シーンとしては少しおかしなレベルにまで達しているが、「プロゴルファー猿」とかも今思えばそんなもんだったのかも。

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スポーツマン金太郎〔完全版〕 第一章【上】 (マンガショップシリーズ 294) (2009/02/13) 寺田ヒロオ 商品詳細を見る